プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

マウスピース型矯正装置(プレオルソ)と床矯正装置

診療室から

【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日は診療室からです


プレオルソ装置


床矯正装置

マウスピース型矯正装置(プレオルソ)と床矯正装置

上下一体型で出っ歯や受け口を矯正
虫歯の心配が少なく子どもに負担が少ない

小児期に使う取り外しのできる矯正装置の一つとして
マウスピース型矯正装置(写真1)と床矯正装置(写真2)があります。
床矯正装置は固いプラスチックでできており、主に顎を広げるために用います。
上下顎に別々に装着するため、出っ歯や受け口など顎の前後的なズレが治りにくく、口腔内の容積が狭くなるため、舌が出やすくなる傾向があります。
しかし、この上下一体型のマウスピース型矯正装置は、シリコン由来の素材でできているため、柔らかく装着感に優れており、痛みがほとんどなく出っ歯や受け口が治すことができ、歯全体をおおうので、ある程度の歯の凸凹を治せるのが特徴です。また、お湯で調整できるタイプの「マウスピース型矯正装置」プレオルソは顎を広げることが可能です。
装着時間については、基本的に食事以外、自宅にいる時だけ装着します。
装置を使っての「正しい発音」「水の飲み方」などのトレーニングを行うことで機能的な訓練が可能です。
鼻がつまり気味で「口呼吸」や、いびきをしている患者さんには特に効果があります。前述の機能的トレーニングをすることは、矯正治療後の「後戻り」を防ぐ意味でも大変重要な役割を担います。固定式ではないので、虫歯の心配も少なく、通院間隔も長いので、子どもにとって負担の少ない矯正治療法として注目されています。

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