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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

睡眠時無呼吸症候群 いびき

診療室から

【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日は診療室からです

睡眠時無呼吸症候群 いびき マウスピース

ご質問
三年程前から、日中の強い眠気に悩まされるようになり、妻からは寝ている時にいびきと呼吸が止まっているかもしれないと指摘されました。友人が病院で 睡眠時無呼吸症候群と診断され 鼻CPAP療法を受けていたのですが
出張が多いため、ほかの装置はないか相談したところ 歯科医院でマウスピースのような装置を作ってもらい症状が緩和したとお聞きしました。 どんな装置でしょうか?

回答
睡眠時無呼吸症候群という名前が世間一般に知れ渡るようになったのは、2003年の山陽新幹線の事故がきっかけです。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に一定時間、呼吸が止まる状態が断続的に続く症状です。自覚症状がなく、「昼間のがまんできない眠気」や「就寝時のイビキや呼吸が止まっている感じがする」とパートナーから指摘されることがほとんどです。睡眠中に呼吸が止まることで体に負担がかかり、日中のがまんできない眠気や起床時の頭痛、、高血圧や脳卒中などの生活習慣病の一因にもなります。
治療法の中で、中症~重症まで最も確実な効果を上げるのは「鼻CPAP療法」(保険適応)ですが、違和感などの問題で治療を中断される患者さんが少なくありません。そこで、歯科での装置として取り外しのできるマウスピースが考案されました。この二つを併用することで「鼻CPAP療法」の抵抗感を減らすことができ、このマウスピースは、小さく軽量で持ち運びに便利、装着が簡便という特徴があります。
治療は 保険適応の場合 医科での診断が必要となります。まずは最寄りの耳鼻科や歯科医院でご相談されてはいかがでしょうか?


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