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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

矯正治療後の笑顔について

診療室から

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日は診療室からです。

矯正治療後の笑顔について

出っ歯や受け口の患者さんが矯正治療した後の笑顔(スマイル)の
トレーニングをお奨めします。
何故かと言うと、出っ歯や受け口の患者さんでは、特に治療前と後では、口の周りの筋肉(口腔周囲筋)の動き方が大きく変わります。今まで出っ歯や受け口でなかなか人前では笑えず、手で口を隠していてなかなか大きなお口を開けて笑う機会がなかった患者は、特に笑うための筋肉が十分にトレーニングされていないので、特に練習の必要があります。また、笑うと歯茎が出てしまう方も、スマイルトレーニングである程度改善できます。少し横道に逸れますが、アメリカでは笑顔が大変重要視されます。アメリカの大統領選では、メディアが大変重要な要素となるので専属のスマイルトレーナがーがいて、どう笑ったら一番カメラ映りがいいかを分析してスマイルを練習するそうです。最近話題の「ヨン様」ですが、ヨン様スマイルと言う言葉が聴かれますがいつも白い歯が素敵なヨン様もかなスマイルをかなり研究されていると思います。スマイルを分類すると4つに分けられます。

(1)クォータースマイル
(2)ハーフスマイル
(3)スリークォータースマイル
(4)フルスマイルこれらは、口角を横に引く程度によって分類されています。
すなわち、この笑顔の程度によって口の開く大きさと奥歯の見える範囲が変わります。
(1)のクォータースマイルは、口角を少し横に引き、上アゴの中央奥歯(上顎中切歯)の切端が見える状態です。 逆に(4)のフルスマイルでは、口角を最大限側方に引き上アゴの第一小臼歯まで見えるようになります。 この中間が、(2)のハーフスマイルと(3)のスリークォータースマイルです
練習方法
●スマイルトレーニングのしかた
1.鏡の前に立ち、まず大きく深呼吸してリラックスします。人差し指を唇の両端に軽く当て、ゆっくり斜め上に引き上げます。最初は少しだけ引き上げて小さなスマイルをつくります。そのまま5秒間指をとめたらもとに戻し、リラックスします。
2.1と同じ要領で中くらいのスマイルをつくり、10秒間キープ。もとに戻してリラックスします。
3.同じ要領で今度は大きなスマイルをつくり、5秒間とめておきます。そして再びリラックス。
4.次は頬骨に指を当てて軽くマッサージします。最初は強張っているかもしれませんが、徐々に筋肉がほぐれてきます。
最後の仕上げは、1~3のスマイルをイメージしながら、自然に笑顔をつくってみます。毎日トレーニングすれば、自然に美しい笑顔がこぼれるようになります。コツとしては必ず鏡の前で練習して下さい。


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