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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

歯ならびの加齢変化

診療室から

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日は診療室からです

歯ならびの加齢変化

ご質問
 私は成人の女性です。
前歯の凸凹が、以前より悪くなったと
家族に指摘されます。
 どうしてなのでしょうか?
また、これは治るのでしょうか?(28歳/女)

回答
 咬み合わせと、歯ならびは、年を重ねるにつれて少しずつ悪くなる傾向があります。
原因として 様々な事が挙げられます。
例えば、親知しらずが生えるときに歯を前に押したり、舌で歯を押すくせによって前歯の間にすき間ができたり、下の前歯で上の前歯を押すなど、また、加齢変化として、歯は生理的に前へ前へと動こうとします。
専門用語では「歯牙の生理的な近心移動」と呼ばれています。
などの様々な理由で歯ならびが悪くなります。

 とくに歯周病で歯を支える骨が下ってくると、歯並びが悪くなります。
 ですから、あなたがご家族に指摘されたのも、このような原因によってと思われます。
 成人では、軽い歯周病があることも多く、前歯の差し歯や奥歯のブリッジなどが入っていることもありますが、矯正治療を行うことは可能です。ただし、成長期の子どもと比べて、歯の移動が多少遅くなる傾向があります。
 矯正歯科治療は、一般の歯科治療と違って期間が2~3年と長くかかる場合が多いので、装置を入れた外見が仕事に差し支えないか、月に一度の通院などの時間的な余裕があるかなどといったことも含め、矯正歯科医にご相談ください。


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