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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

エミール・クーエの法則

名言

エミール・クーエの法則

 こんにちは大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
梅雨がやっと明けたようです。
お次は、そろそろ台風が気になる時期となりました。
今日は名言?!
ではなく、お得意の「法則」系です。

この「エミール・クーエの法則」の法則は
「ニュートンの法則」に匹敵するぐらい
凄い法則ではないかと思っています。

意志の力より、想像力が強い。
何だか、ピントこないかも知れませんが、
後述の例を良くお読みになった下さい。

体をコントロールしているの、自分でなくもう1人の自分のようです。
心拍数は、意志の力ではどうにもなりません。
自分の想像で緊張したりすると、早くなります。
そうです。
意志の力<想像力
話は長いので今日はここまで、、

エミール クーエ,
1857‐1926年フランスのトロワ生まれ。クエイズムとも呼ばれる自己暗示法の創始者。パリで薬学を学んだ後、30年間トロワで薬剤師。ナンシーへ移り、自己暗示法による診断を開始。かたわらロレーヌ応用心理学会会長。ヨーロッパ、アメリカの各地で啓蒙に当たる。クーエ博士は、ポジティブ・シンキングの元祖ともいわれ、催眠術の研究や実験を行うなかで自己暗示による独自の精神療法(クーエ・メソッド)を開発、リウマチ、喘息、結核、がんにいたる広汎な患者を単純な暗示一つで完治させたことで世界的に有名になり、その後の暗示療法、自律訓練法の生みの親になる

1.意志力と想像力(イメージ)が相反した場合は想像力(イメージ)が勝つ。

2.意志の力で「努力すればするほど」想像力(イメージ)は強力となり、
その意志の努力とは反対の結果なる。

3.意志力と想像力が相反した場合は想像力の強さは意志力の二乗に正比例する

例 1
60cm幅の一枚の木の板があるとします。板の長さは約5mあるとしましよう。
この板があなたの目の前の床の上にあります。さあ、足を板から踏みはずして
床につかないように板を歩いて渡ってください。

自分が渡っているところを想像してみましょう。板の上を歩いて渡りながら、
あなたは、自分のおよその位置を確かめるために、
一,二度ちらっと見下ろすかもしれませんが、あとはいともたやすく
平気で渡りきって足が床に触れるようなことはけっしてないでしょう。

次に、この板を二つの支脚で支えて2mの高さの空中に置いて、同じように渡ってみましょう。
今度は、板から目が離せません。たぶん、足の運びは少しぐらつくかもしれませんが、
何とか上手く板の端までたどりつけるでしょう。

さあ今度は、同じ幅の板を二つのビルディングの谷間の空中10mの高さに
吊り下げて、渡って見ましょう。なにかが起こるかおよそ見当がつきますか。
あなたは、板の端でふらつきながら体を後ろへそっくり返らせ、
歩道上に散った、とても無気味な赤い斑点のことを頭に描くことでしょう。

板の端で震えながらおそらく「風が吹いたらどうしょう!」と思うことでしょう。
板が床の上にある場合は、確かな足どりで威勢よく渡れます。
10mの高さになると、足が震えます。

なぜかと言いますと、想像力と意志力との間に衝突が生じます。
意志力のすべてを動員しても板を渡ることはできません。

クーエの法則のために、想像力の方が勝利をおさめるのです。

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