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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

矯正治療中にほっぺたを咬む

おはようございます♪
大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です。
今日は診療室からです。

矯正治療中にほっぺたを咬む

ご質問

矯正治療を始めてから、
食事の時にほっぺたや舌を
噛むようになりました。
以前はそんなことなかったんですが、
どうしてですか?

回答

お口の中は、「胃」と同じでオートマチックに動いています。食物を食べて、自分の意思で「胃」を動かしている方はいらっしゃらないかと思います。

 お口の中では、舌とほっぺたの筋肉を動かして噛みやすいように食物を移動させて噛み砕いているわけです。矯正治療は、かみ合わせを大幅に変えていく治療なので、どうしても治療中はこの新しいかみ合わせになじんでいないので、ほっぺたや舌を噛むような事が起こります。なぜかと言うと、かみ合わせが変わることによって、食べ方を変えなければいけないのですが、まだ、食べ方のオートマチックの変速が間に合っていないため、ほっぺたや舌を噛んでしまう訳です。

 防止策としては「ゆっくり食べる」事が挙げられます。ゆっくり食べているうちにだんだん食べ方がなじんできて、食事の時にほっぺたや舌を噛まないようになります。早く食べる癖がついている方は、特に、ほっぺたや舌を噛むことが多いと思いますので、さらにゆっくり食べるようにしてください。また、このことは虫歯の治療をしてかみ合わせが変わった時も同じことが言えます。

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