プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

見えない矯正治療の全て

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一口に見えない矯正治療といっても、矯正治療の技術の進歩や、新しい素材の出現で
沢山の治療方法があります。大きく分けると
①取り外しのできる透明なプレートを使った装置
②歯の裏側へ装置を装着する固定式の装置・・・舌側矯正装置と呼びます。

まず、① 取り外しのできる透明なプレートを使った装置の説明をいたします。

このプレートにも沢山の種類があります。簡単に治療方法を説明すると
透明なプレートを約20時間装着する事により(しょく、歯の移動を行う訳です。
ある程度は歯が移動したら、新しく歯形を採得して、また新しいプレートを再作成します。
この作業を何回も繰り返して行う事により、目的の位置まで歯を移動させる訳です。

代表的なメーカーは「インビザライン」です。
元はアメリカのメーカーで、最近日本に支社ができ、日本でもインビザラインの治療ができるようになりました。詳しくはメーカーのHPをご覧いただければと思いますが、
取り外しのできるタイプの治療方法としては、パイオニア的な存在です。
同じようなタイプだと、クリアライナーと呼ばれる商品があります。
ほかにも、同じようなタイプの装置があるのですが、私自身、世界中で行なわれているこの取り外しができるタイプの矯正装置の講習会に全て行って体験してみました。メーカー名は伏せますが、この上記の2社以外は矯正治療専門医として使うには役不足と印象を受けました。
この装置の特徴はなんと言っても取り外しができる事です。人と合う時や、食事の時
などは取り外す事ができます。
欠点としては、大きな歯の移動が出来ないことです。
「この歯だけ気になる」「ここのちょっとした隙間が気になる」
こう言った方には最適の装置かと思います。
しかしながら、出っ歯や受け口などに代表される、大幅な歯の動きに適しません。
費用についてですが、歯の移動量、必要とされるプレートの枚数などにより、費用は様々です。私も正直って費用を決めるのは、難しいのが現状です。
この治療方法を希望される方は、先生に、この方法で治療されている具体なプレートのメーカーを聞いてみて、かつ先生が治療された具体的な症例をみて判断される事が賢明かと思います。
この治療方法は、診断が90パーセントを占めていると思います。
どの歯をどこに動かすか、これに尽きます。
先生はプレートを渡すだけですので、いかに診断が大切かが分かっていただけるかと思います。

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