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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

矯正治療中でも、スポーツや楽器の演奏は普通にできますか?

診療室から

【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は快晴です。
外気温  15度
湿度    46%
今日は患者さんからの質問です。

質問
子供の矯正治療を考えているのですが
矯正治療中でも、スポーツや楽器の演奏は普通にできますか?

回答
たいていのスポーツは問題ありません。
楽器は種類によっては慣れが必要です。

身体能力アップのために治療するアスリートも

 最近では、ヤクルトスワローズの青木宣親選手やフィギュアスケートのキム・ヨナ選手のように矯正歯科治療をしながらプロスポーツ選手として活躍している人も見かけます。また、アメリカのプロ野球大リーグで活躍する松坂大輔選手も矯正歯科治療を受けました。このように、一般的なスポーツで矯正歯科治療がネックになることはほとんどなく、逆に身体能力を高めるために積極的に治療するケースが増えています。ただ、ボクシングや空手、柔道といった格闘技系を行う場合は、矯正装置で口の中を切る事故につながりやすいため注意が必要です。 スポーツ中、装置が気になるようであれば、マウスピースなどでカバーする方法もあります。

管楽器の演奏は、慣れが必要

 楽器の中でも矯正歯科治療をすることで影響があるのは、主に管楽器です。管楽器の中でも、フルートのような木管楽器やマウスピースの大きい金管楽器なら支障はありませんが、シングルリードのクラリネットやサキソフォンは装置に慣れるまでは思うような音が出しにくいかもしれません。トランペットやホルンのようなマウスピースの小さい金管楽器は、くちびるを楽器に押し当てて演奏するため、くちびるの粘膜に痛みが出たり、高音が出しにくいことがあるでしょう。また、サックスやクラリネットのような縦笛系統の楽器は、指しゃぶりと同じような力を歯に与えるため、出っ歯や開咬(かいこう)になりやすく、治療中の歯の動きを妨げることもあります。
 矯正歯科治療中も管楽器の演奏をする場合は、大切なコンクールや演奏会の日程を見越して治療を進めることもできます。また、矯正歯科でお渡しする「ワックス」(粘膜を傷つけないように装置のまわりに貼るもの)を使うと、吹きやすくなることもあります。くわしくはかかりつけの歯科医におたずねください。



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