①一読入魂
人は背中から老いていく 丸まった背中の改善が、「動ける体」のはじまり
野尻 英俊 (著)
著者経歴
野尻英俊(のじり・ひでとし)
医師、医学博士。
整形外科専門医、脊椎脊髄外科専門医、脊椎脊髄外科指導医。
1997年、順天堂大学医学部を卒業
【内容紹介】
〇見た目年齢を一気に老けさせる「背中の丸まり」の正体とは?
〇寝たきり・転倒・骨折リスクが2倍に? 脊柱後弯の恐ろしい実態
〇いつの間にか骨折への対策法
〇背中の老いを撃退する! 誰でもできる「老い出し体操」14種を完全紹介
〇自宅でできる!道具不要!1日たった数分からはじめられる実践法
〇姿勢と脳・感情の関係、老いを遠ざける生活習慣・食習慣まで網羅
野尻英俊著『人は背中から老いていく』は、老化を「背中の丸まり」からとらえ直し、それを改善することで体全体の若さと動きを取り戻せると説く書です。加齢に伴う背骨や筋肉の衰えは姿勢の崩れを招き、肩こり・腰痛・歩行不安定・転倒リスクといった問題へつながる。著者は「背中は身体の中枢であり、姿勢は心身の健康を映す鏡」とし、まず背骨を支える筋肉群(広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋など)の柔軟性と強さを回復することが必要だと強調する。
改善法としては、ストレッチと体幹トレーニングを組み合わせ、呼吸を整えながら背骨を伸ばし、胸を開く習慣を取り入れる。椅子やスマホの使い方など日常姿勢の工夫も欠かせない。さらに、背中を意識して動くことは血流や自律神経を整え、生活全体の活力を高める。
つまり本書は「背中から始まる老い」を逆手にとり、背中を整えることこそが“動ける体”を保つ出発点 確か背中は年齢を思わせますよね 日常に取り入れた ストレッチが大事なようです