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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

流れる星は生きている

お奨めの本

おはようございます。 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です
今日の岡山は曇りです。
室温 20.6度
湿度 48%
今日は本のご紹介です

流れる星は生きている
藤原 てい (著)

敗戦後、満州引き上げの方々たちの
ノンフィクションです。

今年「米寿」を迎えた父も
戦後 苦労して満州から引き揚げた一人です。
そんな思いを持って読んで見ました。

ご主人は 山岳小説家で有名な新田 次郎氏
(ご本人は山岳小説と呼ばれることを大変嫌っていたそうです)
ご次男は 「国家の品格」で一躍有名になった
藤原 正彦氏であります。

筆舌に尽くし難い内容を文章にした本です。
当時のベストセラーで映画化もされたようです。

飢え 寒さ 暑さ 恐怖
満州引き上げは 死と隣り合わせだった事が分かりました。

父曰く
「おまえたちは良いなぁ 好きなだけ食べれて・・・」
父の口癖です。
父は絶対「サツマイモ」を口にしません。
一生分すでに食べたそうです(本人談)

父の背中に・・合掌

著者経歴
一九一八年、長野県生まれ。県立諏訪高女卒業。一九三九年、のちに作家となる故・新田次郎氏と結婚。四三年に新京(現在の長春)の観象台に赴任する夫とともに満州に渡る。敗戦後の四五年、新京から愛児を連れた決死の引き揚げを敢行、辛うじて帰国に成功する。ほかに、『旅路』などの著書がある。

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