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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

診療室から

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【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
 9月になりましたが
 今日も岡山は、厳しい残暑が続きそうです。
 今日は 患者さんからのご質問です。

質問
透明で目立ちにくい「取り外しができる矯正装置」という新しい治療方法で友人が矯正治療しています。どんな方法なのでしょうか?

回答
次世代矯正装置と呼ばれている「取り外しができる透明な矯正装置」(写真参照)があります(以下、マウスピースと呼びます)治療の流れとしては、まず歯形を採得して、厚さ約0.5mm程度の非常に薄い透明なマウスピースを作成します。このマウスピースは最低1日18時間以上使用します。食事や歯磨きの時ははずすことができます。 このマウスピースを何枚か作り変えることにより、歯を少しずつ移動させていくわけです。マウスピースによる矯正装置は一社だけでなく、複数のメーカーが同じような製品を作っています。メーカーによりマウスピースの厚みや動きかた、装着時間などが異なります。また、メーカーによっては一枚のマウスピースを調整して歯を移動するタイプもあります。 最近では 従来の固定式の装置と併用をすることで 治療期間の短縮やより目立たない矯正治療ができるようになりました。コンビネーション治療方法とも呼ばれています。この治療方法を用いる事で今まで、マウスピース単独の治療では、難しかった症例も治療可能となってきています。マウスピースタイプの利点として特に挙げられるのが、遠方の方でも治療が可能となりまことです。それは、通院回数が2-3ヵ月に一回で済むからです。勤等があっても安心して治療に臨むことできます。
マウスピースタイプの治療の特徴
•透明感があり、装着していても目立たない。
•食事中には矯正器具を外して自由に食事をすることができる。
•器具を外して清掃できるため虫歯になりにくい。
•模型等やCGグラフィックで計画された歯の移動を患者自身も確認することができ、治療に対するモチベーション向上につながる。
•器具が透明なため審美的に優れる。
•コンピュータ上の3Dシミュレーションを通じ、歯の移動や治療計画を視覚化できる。
•マウスピースを利用して矯正と同時にホワイトニングを行うことができる。


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