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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

ヤバい経済学

お奨めの本


著者経歴
スティーヴン・D・レヴィット
シカゴ大学で経済学の教鞭を執る.2003年,2年に1度40歳未満で最も優れたアメリ
カの経済学者に贈られる,ジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞.
スティーヴン・J・ダブナー
ニューヨーク市在住の作家・ジャーナリスト.『ニューヨーク・タイムズ』紙お
よび『ザ・ニューヨーカー』誌等の記事を執筆.全米ベストセラーとなった『さ
まよえる魂(Turbulent Souls)』および『ヒーロー好きの告解(Confessions of a
Hero-Worshiper)』の著者

1990年代、米国では若者による凶悪犯罪が激増するとの予測が広がった。だが、実際には米国内のどこでも、あらゆる種類の犯罪が減った。好景気、銃規制、取り締まり強化などの理由が指摘されたが、著者は73年の「ロー対ウェイド裁判」によって、中絶が合法化されたことこそ真の理由と主張する。家庭環境の悪い子供はそうでない子供に比べて罪を犯す可能性がずっと高い。裁判の結果を受け、貧しい未成年の女性が中絶に走ったことで、犯罪予備軍が劇的に縮小したと解説する。
不動産屋の営業担当者が自分の家を売った時とお客の家を売った時を比べると、自分の家の場合は最高の買い手が現れるまで待つ結果、平均して10日長く市場に出し、3%強高く売っている。一方、お客の家の場合は、そこそこの買い手が現れればすぐ売り払うよう追い立てる。営業担当者が欲しいのは取引で、早く決めたいからだ。
ほかにも、「銃とプールと危ないのはどちらか」「麻薬の売人はなぜいつまでも母親と住んでいるのか」など興味深い問題を提起。豊富なデータを基に分析し、経済学の基礎となるインセンティブの概念を明らかにする。 ・・・・・アマゾンより引用
かなり以前から書店で平積みになっていて、気になっていた本の一つ
結構高かったので、中古本の値が下がるまで待っていましたが、なかなか値が下がらないところを見ると、かなり売れている様子・・・増補版もでた模様
流石に内容は面白い  ★★★★★です♪
経済の本質を見極めていて 鋭く切れ込む文体は圧巻です。
子供の名前と偏差値との関係についての分析は、特に興味深かった内容です。
残念なのは、英語の名前だったことです・・・・当たり前ですが(笑)
最後に 題名 ヤバイ経済学・・・・全然ヤバクありません(大笑)

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