プレオルソ開発者
「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

矯正専門歯科医院の継続性

診療室から

矯正専門歯科医院の継続性

 先日 大学は異なるが東京歯科大学矯正科で一緒に矯正を学んだ同期の女性の先生が
急逝された。合掌 突然の訃報に・・・・(泣)
私のように矯正専門歯科専門で仕事をしていた先生だった。
突然の事なので、患者さんへの対応が大変だ。

私も今までに何回か、急逝された矯正専門医院で、患者さんの今後の治療についてお手伝いさせていただいた事がある。突然の事なので、家族は嘆き、患者さんも驚き、また、
当然、今後の自分(あるいはお子さん)の治療についても心配される。
今後のことについて色々と聞かれるのだが、急逝されて葬式もすんでない状態でも
患者さんが執拗に今後のことについて聞いてくる場合もあった。
私は、寂しい気持ちになった(泣)
結局、その医院は、第三者が医院ごと買取り現在も矯正専門医院として診療を行っている。

私も後400年生きれる訳はないので、誰かにこの医院を継続して頂かなくてはならない。
そんな時、自分の子どもに継続させる場合が多いが、私の考え方は違う、自分の子供が
この業界自分の意志で入るのはやぶさかではないが、仮にこの業界へきたとしても
自分で一本立てるべきだと思う。そういう私の父も同じように私を育ててきた。
色々な事情があり、同じ屋根の下で、親子で診療しているりっぱな先生もおいでになりますが・・・・・・

矯正治療専門医院は、院長があの世へ逝こうが、雨が降ろうが、槍が飛んでこようとも、治療を継続しなければならない使命を負っている。
今後の私の使命の一つは、継続してくれる価値観の会う先生と出会うことだ。

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