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「矯正専門医」大塚 淳の一診入魂

患者さんからの質問

診療室から

【こんにちは 大塚矯正歯科クリニックの大塚 淳です】
今日の岡山は快晴ですが、寒いです。
室温 16.4度
湿度 41%
今日は患者さんからの質問です。

質問
結婚式を挙げるのですが、一時的に歯の矯正装置をはずせますか? また、矯正治療中に妊娠しても問題はありませんか?

回答
結婚式に向けて固定式の矯正装置(ブラケット)をはずす事は可能です。医院によって対応が異なると思いますが、当院では、結婚式の1カ月前に装置をいったん除去します(すべての装置を除去するか、あるいは前歯の見える部分のみを除去するかは、相談により決めています)。なぜかと言うと、通常は、結婚式の1カ月前ぐらいに前撮りを行い、挙式、新婚旅行などが続くからです。また、装置を除去後、治療のロスを防ぐために、事前に咬み合わせや歯の位置がずれないようにするための歯形を取り、取りはずし式の装置を装着してもらうことがあります。もちろん、結婚式当日は、装置をはずしても大丈夫です。
 矯正治療中に妊娠しても差し障りありません。臨月までは通常通り治療を進め、出産後2カ月ぐらいから再開します。その間は、歯が移動しないようにしっかりと止めておきます。しかし悪阻(つわり)がひどいときや体調が優れないとき、また、産婦人科の先生の指示で安静が必要となった場合には、矯正歯科治療を一時中断して頂きます。
 出産が近づいたら矯正歯科治療より出産の準備を優先してください。出産後、母子共に落ち着いたら治療を再び始めると良いでしょう。矯正歯科治療中の妊娠に際してはおおらかに考えていただくことがポイントだと思います。


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